飲食店のPOSレジは、食品スーパーなどと違い単品の管理目的よりも大事なことがあります。
集中レジにお客様が並んで精算する訳ではありませんので、お客様が着席したテーブルでオーダーを取らないとなりません。
その為、POSレジと連動するハンディ端末が必要となります。(セルフの端末もありますが)
iPhoneやiPodtouch、Android端末が業務用ハンディにとってかわるのか?ここ数年程度で結果が出ると思います。
業務用ハンディはSII社などから提供されていますが、高価格ではありますが充電器を連結式で行うなど使いやすい工夫があります。
市販のiPhone、Androidの一番の欠点は1年後に製品が作られていない可能性があることです。
確かに1台の端末価格は安いですが、業務用では無い為数年経過すると修理出来ないなどメンテナンスのリスクがあります。
また、ほとんどの会社がベンチャー会社なので、設置やメンテナンスをしない前提になりますので、専用機メーカーのような手厚いメンテナンスを求める方には向きません。
端末は、ほとんどのものが無線LAN経由でPOS本体と繋がっていますので、無線LANに関するトラブルにどこまで対応してくれるのか?もメーカーを選定するpointになります。
POS本体には、iPadを使うもの、Androidを使うもの、PCを使うものがありますが、タブレット本体も無線LANを使っているので、なんらかの原因でPOS本体からサーバーへ情報がアップ出来ない可能性はあります。
そういう意味では、iPadやAndroidを使ったオーダーエントリーでも、ドッキングステーションなどを使って有線LAN接続する機種が出てきてもいいのではないかと期待します。
また、キッチンに注文を知らせるキッチンプリンターで無線LAN対応の機種も出てきてはいますが、こちらも有線LANで接続された方がトラブルとなる可能性が低くなります。
※無線LANは、年々進歩してはおりますがなんらかのトラブル時には切断されることがあります。たいがいは無線LANルーターを再起動すれば復活しますがメカに詳しい人がお店にいない時にはパニックとなる可能性もあるので、出来るだけ有線接続をされることをお勧めします。